“下記のリンクを見て欲しい・・。
新規創業の為の融資制度一覧
上記のリンク先を見れば分かるように、信用保証協会を通じた、区役所の創業支援制度に基づいた融資なら、公的な資金に基づいて、利子が補給され、本人の実質的な負担は、1000万円を無担保で借りても、年利0.3%(世田谷区の場合)で年間3万円の利息に留まったりもするのだ。
これは、本書によれば、ビジネスプランが審査されたりするわけでなく、要件を満たしさえしていれば、申請すれば実質的には殆ど通るそうである。
年利0.3%ということであれば、この融資制度で調達したお金で、そのまま銀行の定期預金にしたり、国債を買ったりしても、充分に利ザヤが抜けてしまう、有り得ないほどの低金利である・・・。
この低金利は、実質的には誰が負担しているのか?
もちろん、納税者である我々である。役所の商工課の人たちは、議会が決めた予算に従って、事務を執行しているだけだ。
こういう自治体による低利での融資制度があることを知らずに、いわゆる商工ローン等から高利で資金を調達した結果、首が回らなくなって自殺した、中小企業のオーナーも、これまでに無数にいたかもしれない・・。
「そんな、彼らの死を、もたらしたのは何だろうか?」
私が手短に断じれば、「無知」ではないだろうか。
中小企業の悲哀を嘆くようなお涙頂戴のストーリーに背を向け、橘氏の本は、一貫して、国家という制度・システムのバグを突くことで、より自由に生きよう!と背筋がヒンヤリするようなリアリティを持ちながら、ポジティブに訴えてきたのだと思う。
「無知」から脱却し、国家というシステムのバグを突くことで、より自由に生きよう!
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